カロリズムのデータの信憑性

カロリズムはADL効果(日常生活動作)を計測できるので、
ダイエットのお役立ちツールとして日常の消費エネルギーを測るのに大変便利だと
実際に使用してみて感じています。

しかし、このカロリズムで計測したデータには信憑性はあるのでしょうか?

疑問に思ったのでいろいろと調べてみました。

■一般的に用いられる消費エネルギー量の算出方法

1日の消費エネルギー量(kcal)= 基礎代謝量(kcal) × 生活活動強度(係数)

1時間程度の歩行、他は座っての仕事      係数1.3
1時間程度の歩行、他は座ったり立ったりの仕事 係数1.5
1時間程度の軽度の運動、他は立っての仕事   係数1.7
1時間程度の強度の運動、他はほとんど力仕事  係数1.9


例.ある男性は基礎代謝量が2500kcalで、その日の仕事はほとんどが力仕事だったとします。
  この場合のこの男性のこの日の1日の消費エネルギーは

2500kcal × 1.9 = 4750kcal

このように求めることができます。



■個人の消費エネルギーを正確に知ることは困難である

1日の消費エネルギー量は、上記の公式で求めることができますが、
これはあくまでも一般的な値であり、さらに活動が多い日や少ない日などがあるため
上の公式では対応しきれず、おおよその値でしか算出できないという欠点があります。

ある個人の正確な消費エネルギーを計測するためには、
呼気を分析する装置を口に付けて測定する「呼気分析法」を用いるという方法があるのですが、
これだと測定できる時間・活動に限界があるため現在では、
部屋の中で過ごし、その部屋の空気成分を分析するという「ヒューマンカロリーメーター」で計測するというのが主流になっています。
ただ、こちらに関しても一般の方では測定する機会などほぼありませんし、
測定や分析に時間がかかりすぎるため個人での実用は困難であると言えます。



■呼気分析法データと3Dセンサーからの加速度

そこで、タニタは、
先述したヒューマンカロリーメーターの中で様々な活動の呼気分析データと、
縦・横・斜めの動きを感知する3Dセンサーからの加速度の相関性を分析し、
さらに、独自の体組成データを組み合わせることによって、
ヒューマンカロリーメーターで測定する消費エネルギー量と同等の値を導き出すことに成功したのです。

つまり、カロリズムではヒューマンカロリーメーターで測定するのとほぼ変わらないくらい
正確な消費エネルギー量を計測することができる
ということです。



■カロリズムのデータ分析の欠点

従来の歩数計の計測方法は「ふりこ式」といってある意味ニ次元のデータ計測方法だったのが、
このカロリズムでは「3軸加速度センサー」という機能を搭載し、
縦・横・斜めの動きを三次元で感知できるようになったため、
「歩数計」というレベルでは精度が格段に上がりました。

しかし、「活動量計」という意味ではまだまだ万能ではなく欠点はあると感じます。

それは特に、「歩行以外の動き・スポーツをするのが日常生活に多い方」が感じることかと思います。

カロリズムの取扱説明書にも、

ジョギングやジャンプなどの運動、スポーツの時や自転車に乗ったときなどのような運動は、
活動量が正しく測定できない場合があります。
ただ、長時間でなければ全体の活動量に支障はありません。
活動量は測定可能ですが、参考値としてください。


というようなことが書いてあります。

ここで気になるのは、「長時間」「参考値」というワードです。

どの程度の時間を「長時間」と取るのかは人それぞれ違いますし、
「参考値」というのがどの程度信憑性のあるデータであるのかということも分かりません。

つまり、タニタとしても「基本的には歩行以外の運動に関しては参考程度でとらえてくださいね。」と言っているわけです。

これを踏まえると、
「ランニングや自転車を日常生活に長時間取り入れている人にとっては、
カロリズムでは参考程度のデータしか計測できない」
ということになります。

ただ、参考程度といってもとんでもなくおかしな数値が出るわけではないですし、
上の公式で消費エネルギー量を概算するよりはよっぽど正確な数値が出るのは確実ですから、
多少の誤差は仕方ないと受け入れることができるのならば全然問題無い範囲でしょう。

因みに、上記の運動以外にも正しく測定できない可能性のある運動が取説に書かれていますので挙げておきます。

・車やバス、バイク、自転車にのったとき
・階段や急斜面の上り下り
・ジョギング、ジャンプ、スポーツ
・すり足やサンダルなどでの歩行
・人ごみを歩くときのような歩幅が乱れるとき




■カロリズムを使用するのに適した人とは?

以上、カロリズムのデータの信憑性について書いてきましたが、
カロリズムはある程度信頼できるデータを計測できるということがわかりました。
ただし、運動によっては測定結果の信憑性に欠ける点もあるため、
結論としては、カロリズムのデータをより正しい値で測定できるのは

「日常生活にウォーキングなどの歩行メインで運動を長時間取り入れている方」

ということになるのではないでしょうか?

ウォーキングを積極的に取り入れている方には、心強い味方になってくれるカロリズム。
ぜひチェックしてみてください^^
カロリズム(AM-120)>>
カロリズムスマート(AM-121)>>



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ありがとうございました^^

カテゴリ:運動の基礎  コメント:2

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