レディー・ガガがダイエット戦争の終結を叫ぶ

今、世界の音楽業界で一番の発信力を持っていると言ってもおかしくないほどの人気歌手、
レディー・ガガが、先日アメリカの学生向けに行われた協議で、
ガガ自身が学生時代に摂食障害の問題を抱えていた過去を語りました。

レディー・ガガ LADY GAGA born this way  ポスター (110527) [おもちゃ&ホビー]

このニュースから、レディー・ガガの声が、
ダイエットの問題に苦しんでいる世界中の若者たちに届いて欲しいと切に願います。

そして、一人でも多くの人が一刻も早く「無意味なダイエット戦争」を終わらせられるよう、
僕なりの意見も交えつつ、彼女の気持ちをシェアしたいと思います。



■あなたは「小柄なバレリーナ」になれますか?

「私は体型のことで悩んでいます。
でもあなたの服のチョイスはいつも自信に満ち溢れていますね。
あなたは体型の悩みをどう対処しているのですか?」


協議の中で女学生からこのように質問を受けたガガは、
高校時代は食事のときいつも吐いていたのだと、いわゆる「過食症」の症状があったことを告白しました。

当時、「小柄なバレリーナ」のように痩せたかったと語る彼女にしてみれば、
その時の、「曲線的なイタリア人の娘」の体型が受け入れられなかったのでしょう。
そして、「もっと痩せなければ」という強迫観念に近い思考から嘔吐を繰り返したのだと思います。

ここで問題なのは、「度を超えたなりたい自分のイメージ」ではないでしょうか。


人にはある程度生まれつきの体型や体格といったものがあります。
それは、遺伝かもしれませんし、
骨格や体質から体が成長していく過程での生活環境なども影響しているでしょう。

このようなあらゆる要素が含まれたうえで、その人の体は形作られています。

ダイエットの問題に悩まされる人はたいてい、
それらを無視して「自分とはかけ離れた体型」を理想としてしまいますから、どうしても無理が生じてきます。

レディー・ガガの場合、
「小柄なバレリーナ」「曲線的なイタリア人の娘」では、
なりたい体型までの距離があまりにもありすぎて、気持ちが焦り、
過度なダイエットをして失敗してしまったのです。


「小柄なバレリーナ」というと、
僕は、映画「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンをイメージしますが、
彼女は役作りのために毎日、3時間のバレエのレッスン、1時間ちょっとの水泳、2時間の筋肉トレーニングを続け、ものすごく苛酷なスーパーダイエットをしてあれだけの体型を作り上げたのだそうです。

ナタリー・ポートマンの場合、もちろん健康面を考慮した食事管理などは徹底されていたでしょうし、
トレーニングについても専属の専門トレーナーの指導を受けていたでしょう。

それを考えれば、
当時ただの女子高校生だったレディー・ガガが、
いかに無謀なダイエットをしようとしていたかがわかるはずです。


こうなってしまわないためにも、
「なりたい自分の射程距離」をしっかり見極めることが肝要です。

例えば、芸人のミスターオクレさんがプロレスラーの蝶野正洋さんのような体型になりたいとしても、
これにはかなり無理があります。

「夢を見るな」というわけではありませんが、
自分の努力でリーチできる距離を測る現実的な視点は持たなければなりません。

蝶野正洋さんのようにはなれないかもしれませんが、細マッチョ代表、松田翔太さんのようには、
あるいは、努力次第ではなれるのではないでしょうか。

あ、ミスターオクレさんの話です。笑


それを踏まえたうえで、
「現実的な理想の体型のイメージ」に向けて時間をかけて努力していくのが、
失敗の可能性の少ないダイエットなのでしょう。

あなたは「小柄なバレリーナ」になれますか?



■過食症克服のきっかけ

高校生当時「過食症」になり、嘔吐を繰り返していたというレディー・ガガですが、
その後、どのようにしてその問題を克服できたのでしょうか。

「声が変になってきたの。
だから止めたわ。
声帯がおかしくなるのよ。
それは本当にひどい状態だわ」


彼女は協議の中でこのように語ったそうです。

もしかしたらあなたは、
「そんな簡単な理由で摂食障害を克服できたら苦労しないよ!」と思うかもしれませんが、
実は、答えはいたってシンプルなのです。

彼女には「偉大な歌手になる」という夢があってそれを実現するにためには、
声帯を傷つけるわけにはいかなかった。

「夢を叶えたい」という固い意志が彼女を助けたのです。


僕の場合、24歳の時にたばこをやめました。
これは、当時たばこによる体力不足を感じていて、ダンスをより長く踊れる体力をつけたかったからです。

そして、30歳現在、禁酒が5か月以上続いています。
これは、ストレス発散の方法を「お酒」から「運動」にシフトしたかったからです。

「お酒」飲むことで埋めていた心の穴を、
「運動」をすることで埋めることができ、
さらには健康で過ごせる期間、
それは単に長生きするのではなくより豊かな人生が増えることを確信したからです。


もちろん、これらの理由の他にも多くの禁煙・禁酒の理由がありますが、
それら全ての理由を踏まえて「自分の人生の目的」に対して、
より良い選択をしたかったというのが一番の理由です。

※禁煙や禁酒は僕にとって良い選択であるというだけで、
 全ての人にとって良い方法であるとは限りませんから、ひとつの考え方として受け取ってください。^^



また、ガガはこうも語りました。

「でも歌を歌わない人達には、手遅れになるまで嘔吐を止める理由も無い。
これって本当に危険なことだわ」



ダイエットするのであれば、
過度なダイエットが摂食障害を招く危険性があることを理解したうえで、
「明確な理由」を持ってダイエットに臨むことが重要だということです。

「理由の無いダイエット」なら、すべきではありません。

ただなんとなくの「痩せたい理由」を持つよりも、

「なぜ痩せたいのか?」
「痩せてどうなりたいのか?」
「痩せた結果何が得られるのか?」
「得られる結果は本当に大事なものなのか?」


これらをよく考えて、「本来の人生の目的」を見失わないようにしましょう。

そうすれば、安易に無謀なダイエットをしないでしょうし、
摂食障害などのダイエットの危険も回避できます。
また、もしも危険な状態にあったとしても、必ずそこから抜け出せるでしょう。



■ダイエット戦争はもう終わりにしよう

さらに、レディー・ガガは、
メディアで見ることができる彼女自身の姿はリアルなものではないと語りました。

「どのビデオでも雑誌でも、私の写真はうまく加工されて完璧に見えるようにしてくれる。
でもそんなのは現実とは違うわよね」


以前、こちらの記事でも書きましたが、
世の中には「作られたイメージ」があるということを理解していなければ、
それを現実だと思ってしまう人はダイエットに死にもの狂いになってしまいます。


そんな中、世界中の人を魅了するビッグスターの彼女自身が、
等身大の自分を見失いがちな十代の若者たちに、
このような「本当のこと」を話してくれたことはとても素晴らしいことです。


「皆に、特に女の子言っておきたいけれど、ダイエット戦争はもう終わりにした方が良いわ。
限度ってものがあるのよ。
あなたたちのように若くて健康な女の子が体を崩してしまうなんて悲しいことよ」


「ダイエット戦争」とはよく言ったもので、
ダイエットは、人間の「もっと、もっと」という欲が生み出した現象であるとも言えます。

「もっと売りたい」というダイエット産業。
「もっときれいに見せて注目を集めたい」というメディア。
「もっと痩せたい」というダイエッター。

これらの欲望が渦巻いて、若くて健康な女の子をはじめ、多くの人が健康被害に巻き込まれているのです。


彼女も言っているように、「限度」をわきまえてダイエットしなければいけません。
「痩せるためだけのダイエット」はもう終わりにして、
「痩せて健康になるダイエット」を目指しましょう。

痩せる必要のない人は痩せなくてよいのです。

そして、いつの日か世界中から「ダイエット戦争」が無くなる日が来ることを、
レディー・ガガと僕は心から望んでいます。

LADY GAGA×TERRY RICHARDSON



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ありがとうございました。^^

コメント

  1. 天狼蒼月 より:

    >「自分の人生の目的」に対して、
    より良い選択をしたかったというのが一番の理由

    夢の実現のためとも言い換えることが出来るのではないでしょうか。

    ダイエッターは、

    食べても太りにくい食材を選択して、ストレスを溜めることなく、

    ダイエットとそして自分と向き合って、出来れば楽しく続けたいですね。

  2. 相澤辰典 より:

    天狼蒼月さん、コメントありがとうございます!^^


    > >「自分の人生の目的」に対して、
    > より良い選択をしたかったというのが一番の理由
    >
    > 夢の実現のためとも言い換えることが出来るのではないでしょうか。
    >
    > ダイエッターは、
    >
    > 食べても太りにくい食材を選択して、ストレスを溜めることなく、
    >
    > ダイエットとそして自分と向き合って、出来れば楽しく続けたいですね。


    全く同感ですね。
    失敗する人の多くは自分と向き合うことを疎かにしてしまいがちです。

    人のうまくいったダイエット方法が、自分にもぴったり合うとは限りません。
    自分の本来の目標とそれに対して自分がどうしたいかという希望も含め、
    ダイエットの計画を立てる必要があるのですね。

    そうすれば、自然と「やっていて楽しいこと、続けられること」に目が向くはずです。
    それは、ストレスのないダイエット方法となりますよね。^^

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